田舎で楽しく暮らす

田舎で楽しく暮らしています。

シニアに適したペット

1年前にミックス犬(シェパード×ラブラドール)が10歳で亡くなり、

 

もう、飼わないと思っていたのですが縁あってラブラドールの成犬を

 

譲っていただくことになりました。

 

飼わないと決めたのは、やはり、私たちの年齢を考えるとペットを

 

最後まで見届けることができるのか?という不安があったからです。

 

きっと、私たちのように迷っている方がいるのではないかとおもい、

 

いろいろとまとめてみました。

 

 

シニアに適した犬種は何が良いのか?

大型犬

私たちが10年飼った犬はシェパード×ラブラドールの大型犬でした。

田舎暮らしに慣れたころ、主人が保健所から子犬をもらってきました。そこには中型犬とかかれていましたが、あれよあれよ大きく成長。とても、性格はとても真面目で子供たちが喧嘩をしたり、大きな声を出すと仲裁に入るような正義感あふれる犬でした。

しかし、散歩は体が大きい分大変でした。また、晩年期は足、腰が弱り、30キロ以上ある体の下半身を半分持ち上げて介助しながらの散歩でとても大変でした。

それを考えると、一人暮らし、または夫婦だけのシニアが大型犬を飼うのは相当の覚悟を決めないときびしいかもしれません。



小型犬/中型犬


小型犬/中型犬の場合は、犬種にもよりますがとても飼いやすいですね。

我が家にきたラブラドールは1歳を過ぎていましたが、子犬?と思うほど小さめです。性格も優しくとても楽しいです!
小型でも、運動量の激しい、ジャックラッセルや中型犬では、ボーダーコリーはかなり運動量を必要とする犬で、シニアが一緒に暮らすには、日頃の散歩や遊びが大変かもしれません。遊び足りないとストレスがたまることがあるようです。
キャバリエ・キング・チャールズ・スパニエルは穏やかで従順な性格のようです。

覚悟と飼い方、接し方の問題だと思います。
どんな犬でも、しっかり愛情を持って触れ合っていれば、きっと犬も飼い主の心や体の状態を気遣うようになります。
飼う環境については、そもそも犬が飼える環境であることは前提ですが、もちろん外で飼うよりは、室内で飼うべきですね。

毛の抜けにくい犬、というのも、一つの選択肢になるかもしれません。
毛の抜けにくい犬種としてはプードル/トイプードルが有名ですが、ブラッシングやトリミングの必要なことも忘れないでください。

 


シニアに適した犬の飼い方


犬と一緒にいる生活は、健康と癒し、話し相手、お世話をするという責任感で生活に張りを持てるのではないでしょうか。

一番の心配は、高齢になって飼い始めて、飼い続けられるのか、最後まで面倒を見ることができるのか。自分の方が先に寿命が尽きるのではないか、という心配でしょう。
犬が高齢化してその介護をしなければいけないかもしれない というのも、同様に気にかかることです。

自分の高齢化と、犬の高齢化と両方を考えなくてはいけないと思います。
犬の寿命は平均で10歳から15歳くらいと言われていています。

小型犬はより長く大型犬は短い傾向があります。
人間の平均寿命は日本では男性80歳、女性86歳くらい、病気や、介護状態になる可能性もあります。平均寿命だけでは何も決まらないですが、高齢で犬を飼うのに支障が出ることを心配するのであれば、65歳を超えたら、新しく犬を飼うことは慎重に検討した方がいいということになってしまいます。


考えるべき条件


問題解決の体制


(1)子供や親戚が、何かあった時に駆けつけられる体制
(2)問題が長引いた時には、長期に犬を預かることができる体制(動物病院との関係特に、高齢者一人暮らし、高齢者夫婦二人暮しで、近くにお子さんやご家族がいない場合は、何かあったときのためにあらかじめ、ワンちゃんを含めたケアの体制を作っておくことが必要となります。


まとめ

ご近所の犬仲間のコミュニティでの助け合い、家族が引き取るなど。
助け合う体制というのは、考えてみると、犬を飼わなくても同じように、何らかの体制を私たち自身のためにも準備しておかないといけないことですね。
高齢者の面倒を見る準備体制が用意できるのであれば、その体制の中に、高齢者と一緒に住んでいる犬も含めた支援の体制も作ることで、犬を飼うことが可能になるのではないでしょうか。


寂しさを感ずる間もなく、犬と毎日遊んだり、散歩して暮らす生活。

体制の準備はいくつかの選択肢があるので、犬を飼うことを諦める必要はなく、検討してみてもいいと思います。
たとえば、ペットの信託制度を利用して、もしもの時の準備をしておけば、安心して飼えると思える人もいるでしょう。
犬と一緒に暮らすことによって得られる癒しなどの効果を大事にしたい、一緒の生活をアクティブにすることを大事にしたいと考えれば、年齢にかかわらずに、本人の健康状態、家族状況、住環境に応じて、必要な準備体制を検討することで、かなりの場合、何歳でも犬は飼い始められるとも言えます


シニアでも、条件を整えれば、飼えます。
いつも一緒にいて話しかけたり、撫でたりして、ストレスが低減し、穏やか気持ちになれ、絆が深まります。